閑寂

煩を銷して天を楽しみ、鬱を散じて生を護る。

友人宅に伝わる増上寺椎尾辨匡僧正様の扁額「散鬱護生」に四字足して、八字の作品に。という依頼に応え、おおけなくも「銷煩楽天」を作文しました。

津名紙、ユーカリの草木染め。萱簀漉き。萱簀で漉いた紙は簀の目がはっきりと出て、存在感があります。額のマットには網代編みを使用。これまでの作品とは異なる、重厚な雰囲気に仕上がりました。