名樹百千もある林とは知りませんでした。歩くと風は数里に渡って深く香ります。この香は何かと思っても知る術がありません。紅い花びらが西の峰から流れてきます。
閻爾梅(字は用卿)の「香山花径」詩。
尋芳載酒 芳を尋ね、酒を載す。 よい香りの花を探し、見つけたら酒を持っていこう。
楊汝諧の印文より。
大分県九重市産の紅花紙に書いています。
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