君が為に葉々は清風を起こす。
友を門まで見送ると門前の竹までが別れを惜しむがごとく清風を起こしました。
禅宗の巨人、虚堂禅師の「虚堂録 巻七」より。
別れの詩ですが、風雅な友情を読んだ詩ととることもできますね。
銀箔を散らした冷銀箋を青墨で染めました。
マットには60年前の渋い大島紬。