式子内親王の「眺むる月」をテーマにした歌を四首集めました。
待ち出でても如何に眺めむ 忘るなと言ひしばかりの有明の空
眺むれば木の間うつろふ夕月夜 やや気色だつ秋の月かな
眺むれば我が心さへ果てもなく 行方も知らぬ月の影かな
それながら昔にもあらぬ月影に いとど眺めをしづのをだまき
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