酒は華影を涵(ひた)して紅光を溜め、爭(いかで)か忍ばん、華前に酔はずして歸るを。
酒は花影を浮かべてほのかに紅く染まっています。どうして我慢できましょう。花を前にして酔わずに帰ることを。
邵雍(しょうよう 字は堯夫 ぎょうふ)の「挿花吟」の一節。
扁額のマットは古典的な松葉模様。見る角度によって、色が変わります。
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