深夜の読書   2023

三更の燈火、五更の鶏。正に是、男兒の読書の時。黒髪は知らず、勤学の早きを。白首、方(まさ)に悔ゆ。読書の遅きを。

午前零時の燈火と午前四時の鶏鳴。これこそが男子の読書の時。黒髪の頃は勉学に勤めることに気づかず、白髪になって読書の遅いことを後悔しています。

唐代の政治家、書家 顔真卿(字は清臣) 勧学詩

男子に限定した内容で、作品化に悩みましたが、今回のテーマ展示にぜひ含めたく、揮毫しました。

白髪になって… 実感。